2023年5月19日 スーパービンテージの完全再現

いつもお世話になっております。

ジーンズショップサードダウンの道端です。


昨日、東洋エンタープライズ株式会社様の2023年秋冬の展示会に行って参りました。

昨日の東京の暑さにもやられたのですが、展示会の内容にもやられて来ました。


本年12月にシュガーケーンブランドにてヴィンテージ(スーパービンテージ!)のデッドストックを完全再現した大戦モデル2型のブラウス(ジージャン)とジーンズが発売予定で、今回の展示会の目玉商品に完全に心を奪われて来ました。

展示会会場にそのスーパーヴィンテージも商品と一緒に展示されていました。

展示されている物はあるコレクターが所有される物資統制下の1943年頃のブラウスとジーンズ各1着と物資統制の解除前後の1946年頃のブラウスとジーンズ各1着でした。どちらも極上のデットストックです。このような大変貴重なものが80年・77年経過した今、ケース入りの状態でしたが拝見できた事は大変良い経験になりました。

〈スーパーヴィンテージのディティールについて〉

43年のものは、省略されたリベット・ボタン、いびつな縫製、黒っぽいインディゴデニム、くすんだスター&リースボタン、バックポケットの隠しリベットは鉄製、ジーンズのポケットのフランネルのスレキ等々「This is 大戦モデル」といった逸品でした。

なお43年のブラウスの方は書籍「リーバイスヴィンテージデニムジャケッツ タイプⅠ タイプⅡ タイプⅢ」にも掲載されています。

46年のブラウスとジーンズは今まで書籍等の媒体には公にされていない様です。46年のものは物資統制が緩くなる時期に生産されたもので、ジーンズについては、コインポケットにリベットが打たれ、ボタンは全てリーバイ社のオリジナルボタンを使用、バックポケットの隠しリベットは銅製。ブラウスについてはフロントボタンの数とポケットのフラップは物資統制下のディティールです。縫製は43年モデルに見られるいびつさ少ないです。46年はジーンズ、ブラウスともに物資統制が緩くなり生産体制が戦時から通常モードに戻りつつある過渡期を感じる事ができます。特に43年のヴィンテージと見比べる事ができたのでより違いが分かりました。

〈今回の商品について〉

東洋エンタープライズさんでは、上記の43年モデル・46年モデルをそれぞれ完全再現した商品を本年12月にリリース予定です。サンプルを手に取って見たり、試着いたしましたが、東洋エンタープライズさんの並々ならぬ意気込みが感じられる商品です。

元となるビンテージの43年と46年のデニム生地がそれぞれ異なる印象なのでこちらも2種類デニムを起こして作り分けております。ヴィンテージと今回つくったデニム生地を並べて展示していましたがビンテージが経年変化している部分を差し引いて見ると本物と見分けが付かないくらい今回もデニムは作り込まれています。そのほかの副資材、リベットや革パッチなども今回の企画のために用意されたものばかりでした。特にブラウスのバックシンチの2本針のバックルは、従来はシュガーケーンではPL法の関係で安全性を追求して針ではないバックルを使用していますが、今回はビンテージを完全再現するため2本針のバックル(百合バックルでした)を使用しております。

なお、43年・46年いずれのモデルもメイドインUSAではなく日本で縫製されるとの事。

どちらもヴィンテージモチーフのジーンズがお好きな方には大変魅力的な商品になるかと思います。

今後、東洋エンタープライズさんでも各種媒体で当商品の企画を明らかにしてゆくと思います。初回はYouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」で5月20日にアップ予定だそうです。


当商品のより詳細なディティール等については資料および上記書籍など用いながら、私で見てきた範囲ですが店頭でご説明いたしますのでお気軽にお尋ね下さい。

当商品のご予約も5月24日(水曜)まで承りますのでこの機会を是非ご活用下さい。


それではまた!

盛岡 ジーンズショップ サードダウンのページ

岩手県盛岡市にある、こだわった日本製ジーンズを取り扱う ジーンズショップ サードダウン(Jeans Shop 3rd Down)のホームページです。

0コメント

  • 1000 / 1000