いつもお世話になっております。
ジーンズショップサードダウンの道端です。
当店の裾縫い用チェーンステッチミシンの「雰囲気系」を担当するユニオン・スペシャル43200G(以下、ユニオン432)ですが、ただいま糸調子を見直しております。
先日、お客様お持ち込みのジーンズの裾上げでユニオン432で裾縫いされた裾の切れ端を入手したのでジックリ観察しました。
観察すると当店のユニオン432で縫った下糸の感じが全く異なるので入手したものに近づけるよう糸調子を調整しています。
上の写真がお客様から頂いた裾の切れ端です。
ブランド名は記載しませんが裾縫いはユニオン432で行なって(同ブランドで公表されております)います。いままでユニオン432で縫った正解が分からなかったのでこの切れ端がかなり参考になります。
上記は当店で糸調子調整前のユニオン432で縫った裾(少しピンボケしてます)
こちらを裾上げした際は下糸(オレンジ色)のテンションを最大に掛けていました。
上糸(黄色)が下糸にひっぱられて大きく輪が見えています。
こちらは糸調子を調整中のものです。
不安定ではありますが下糸(オレンジ色)の感じは近づいていると思います、なお下糸のテンションはかなり弱くしています。(※参考にした裾とは縫うピッチは異なります)
上糸(黄色)も少し頭が出る程度で輪は見えません。
(上記写真は下糸のテンションを調整する部分。なお調整バネは純正品ではありません)
糸調子をもう少し詰めて塩梅がよければ裾上げでどんどん使用したいと思います。
調整が終了しましたら当ブログでお知らせいたします。
〈お知らせ〉
当店では6月19日(月曜)まで半袖シャツ・アロハシャツのキャンペーンをやっております!
恐れ入ります、キャンペーン内容は店頭にてご確認下さい。
それではまた!
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